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認知症予防にいい趣味は?おすすめの習い事と続けるコツを徹底解説

趣味や習い事を通じて脳を活性化することは、認知症予防に役立ちます。認知症を予防するために趣味や習い事をしなければと考えている方の中に、次のような悩みを持つ方もいるでしょう。

  • ボケ防止のために趣味を始めるべきか
  • ボケ予防も兼ねて、年齢を重ねても楽しめる趣味を見つけたい
  • 健康を維持しながら、仲間と楽しく過ごせるコミュニティに参加したい

本記事では、認知症の予防に趣味や習い事が良い理由、おすすめの習い事、自分に合った趣味を見つける方法を紹介します。年齢に関係なく、新しい趣味や習い事を始めることは、日々の生活に新たな楽しみや目標をもたらし、生きがいにもつながります

認知症とその予防の重要性

認知症は、記憶力や判断力が低下し、日常生活に支障をきたす病気です。脳の細胞にダメージが蓄積し、症状が徐々に進行していくことが特徴です。高齢になるほど発症リスクは高まりますが、日常生活の中で予防策を講じることが可能です。特に、趣味活動を通じて脳を刺激することは、認知症予防に効果的とされています。

現時点では、認知症を完全に予防する確立された方法はありませんが、生活習慣の改善が発症リスクを低減させる可能性が示されています。特に、食事や運動、趣味を通じた脳への刺激は、認知機能の維持につながるでしょう。楽しく健康的な生活を送りながら、予防に取り組むことが大切です。

趣味・習い事が認知症予防に効果的な理由

趣味や習い事は、認知症予防の効果が期待されています。新しいスキルを学ぶことで脳が刺激され、認知機能の低下を遅らせる助けとなるでしょう。

例えば、音楽や絵画などの創作活動、スポーツやダンスなどの身体活動は、脳全体を活性化させる効果があります。さらに、趣味を通じて人と交流することは、社会的なつながりを維持し、孤立を防ぐことで精神的な健康にも良い影響を与えます。

2023年に発表された千葉大学の研究では、趣味をグループで楽しむ高齢者は、一人で趣味を行う高齢者と比べ、認知症を発症するリスクが19%低いことが確認されました。

【千葉大学 予防医学センターの報告、 2023年11月発行】

この研究では、6年間にわたって50,935人の高齢者を追跡調査し、趣味活動の有無や様式(グループで行っているか、一人で行っているか)が認知症発症に与える影響を調べました。結果として、趣味をグループで行っている高齢者は、孤立することが少なく、心理的なストレスも減少し、認知機能の維持につながりやすいことが示されています。

以上の報告からもわかるように、趣味や習い事を通じて他者とつながり、脳に新たな刺激を与えることが、認知症予防において重要だと考えられています。

認知症予防に趣味・習い事を選ぶポイント

認知症予防に効果的な趣味や習い事を選ぶ際のポイントは次の3つです。

  1. 脳を刺激する
  2. 長く続けられる
  3. 気軽に始められる

自分の興味や関心を引き出し、長く続けられる趣味活動を選ぶことで、自然と認知症予防につながるでしょう。それぞれのポイントを詳しく解説します。

ポイントその1:脳を刺激する

認知症を予防するには、脳を刺激する趣味や習い事がおすすめです。

まず、知的活動を通して脳を活性化させることが期待されます。例えば、囲碁や将棋、パズル、読書などの頭を使う活動は、脳の前頭葉を刺激し、認知機能の維持に効果的です。

また、楽器演奏や手芸といった指先を使う作業も脳への良い刺激となるでしょう。さらに、身体を動かすことも重要で、ウォーキングや体操などの軽い運動やトレーニングは血流を改善し、脳に酸素を供給します。

頭や身体を使うことで脳全体が活性化され、認知機能の低下を防ぐ効果が期待されます。趣味や習い事を通じて人と会話することも、脳に刺激を与える上で大切です。

ポイントその2:長く続けられる

認知症を防ぐには、一時的な対策ではなく、生涯にわたって取り組むことが大切です。趣味や習い事もできるだけ長く続けられるものを選ぶことがポイントです。

自分が本当に興味を持てるものを選ぶと、無理なく続けることができます。また、共に活動するグループとの相性も大切です。楽しんで取り組める環境を見つけることで、習慣化しやすくなります

ポイントその3:気軽に始められる

趣味や習い事は、何歳からでも始められるものが理想です。早い段階で趣味を見つけられると、人生が充実し、長い目で見ても認知症予防につながります。

趣味や習い事を始めるのに遅すぎるということはありません。未経験でも気軽に始められる、ボケないための趣味を探してみましょう。

認知症予防におすすめの趣味・習い事18選

認知症予防には、脳を活性化し、日々の生活に楽しみをもたらす趣味や習い事が効果的です。ここでは、6つのカテゴリーから18種類のおすすめ趣味・習い事をご紹介します。

山口市にお住まいの方は、ぜひ「カルチャーどうもん」の講座を参考にしながら、自分に合ったものを見つけてみてください。ほかの地域の方もお近くのカルチャーセンターや公民館で、同様の講座が開催されていることが多いため、参考にしてみてください。

1. ゲーム感覚で楽しむ脳トレ

  • 健康マージャン:指先を使いながら戦略を考えることで、脳を活性化
  • 囲碁・将棋:集中力や記憶力を鍛え、先を読む力を育成
  • ダーツ:集中して的を狙い、スコアを計算することで計算力もアップ

>>カルチャーどうもん「趣味・実用」講座一覧

2. 手先を使って脳を活性化する手工芸

  • 編み物:手と脳を同時に使い、完成時の達成感が脳に刺激
  • 生け花:五感を使いながら美的感覚を養い、リラックス効果も
  • 折り紙:指先を使い、折る工程を通じて脳に良い刺激

>>カルチャーどうもん「手工芸・フラワー」講座一覧

3. 音楽で楽しく脳を刺激

  • オカリナ:手軽に始められる楽器で、指先を使いながら演奏
  • ギター:右手と左手を別々に使うことで、右脳と左脳をバランス良く刺激
  • 歌:リズムに合わせて歌うことで、記憶力と集中力を向上

>>カルチャーどうもん「音楽・舞踊」講座一覧

4. 創造性を高めるアート系

  • 習字:集中して一文字一文字を書くことで、前頭葉を刺激
  • 絵画:色彩や構図を考え、五感を使いながら作品を創造
  • 陶芸:指先を使いながら形を作り、集中力と創造力を醸成

>>カルチャーどうもん「絵画・芸術・書道」講座一覧

5. 知識を深める文学・語学

  • 語学:英会話や外国語を学ぶことで、記憶力やコミュニケーション能力を向上
  • 朗読:声に出して文章を読むことで、脳を多角的に刺激
  • 俳句・短歌:短い言葉で表現する技術が脳を活性化

>>カルチャーどうもん「文学・哲学・語学」講座一覧

6. 身体を動かして脳を活性化する運動

  • フラダンス:優雅な動きを楽しみながら、脳を活性化させ、リラックス効果も
  • 太極拳:ゆっくりした動きと深い呼吸を組み合わせ、身体と脳を同時に鍛錬
  • 自彊術:日本の伝統的な体操法で、呼吸と動作を調和させ、脳をリフレッシュ

>>カルチャーどうもん「健康・ダンス・エクササイズ」講座一覧

カルチャースクールで人気・おすすめの大人の習い事が気になる方は以下のリンクも参考にしてください。

認知症予防に趣味・習い事を楽しく続けるコツ

認知症予防には、趣味や習い事を続けることが重要です。ここでは、趣味や習い事を楽しく続けるコツを4つ紹介します。

  1. 趣味・習い事をグループで続ける
  2. 趣味をいくつか持つ
  3. 無理なく続ける
  4. 人に教える役割を持つ

それぞれ具体的に見ていきましょう。

コツその1:趣味・習い事をグループで続ける

一人で趣味を楽しむのも良いですが、グループで行うとさらに続けやすくなります

コミュニティに属することで、共通の趣味を持った仲間との交流が生まれ、モチベーションが向上します。また、他者と一緒に活動することで、自然とコミュニケーションが増え、脳に良い刺激を与えられるでしょう。

コツその2:趣味をいくつか持つ

認知症を防止するには、趣味を一つだけに絞らず、複数持つことで脳への刺激を増やすことも有効です。

もし一つの趣味に飽きたり、続けられなくなっても、他の趣味に切り替えることで継続が可能になります。異なる分野の趣味を持つことで、脳が新たな情報や技術を学び続け、脳機能の維持や向上につながります。

コツその3:無理なく続ける

趣味は「楽しむこと」が最も大切です。無理をして続けると、ストレスが溜まり、かえって逆効果になることもあります。心身や経済的な負担を考慮し、自分のペースで楽しむことを心がけましょう。

長く続けるためには、自分に合ったスタイルで無理なく取り組むことが重要です。趣味を「やらなければならない」ものではなく、「楽しみながら行う」ものと捉えることで、日々の生活に張りが生まれます

コツその4:人に教える役割を持つ

趣味や習い事を長年続けている場合、教える側に回ることも一つの楽しみ方です。

教える立場になることで、自身の知識や技術をさらに磨き続ける必要があるため、認知症予防にも良い影響を与えます。また、人に教えることで他者とのコミュニケーションも増え、脳の活性化につながります。

教えることは、趣味をさらに深めるだけでなく、自己成長にもつながり、生きがいとなるでしょう。

カルチャーどうもんでは、楽しい趣味を広げてくださる講師を募集しています。気になる方は下記リンクをチェックしてください。

>>カルチャーどうもん講師募集

自分に合った趣味・習い事を見つける方法

認知症予防に、自分に合った趣味や習い事を見つけるには、まず「やってみたかったこと」や「懐かしい記憶」に目を向けることが大切です。今趣味がないという方も次の3つの方法で趣味や習い事を探してみると良いでしょう。

  1. 講座や趣味一覧を確認する
  2. 仲間と一緒に始める
  3. インターネットで簡単に探す

それぞれの方法を詳しく解説します。

方法その1:講座や趣味一覧を確認する

習い事を始める最も手軽な方法は、近くのカルチャーセンターや地域の公民館、地域交流センターなどの講座一覧を確認することです。

さまざまな選択肢が集約されているので、自分が興味を持てる講座を探すことができます。これらの施設では、シニア向けの趣味や認知症予防に適した講座が多く用意されており、地域住民同士の交流も盛んです。

まずは気になる講座を見つけて、見学や体験に参加してみましょう

方法その2:仲間と一緒に始める

家族や友人と一緒に趣味や習い事を始めるのも、楽しく長続きさせるコツです。

最初はあまり興味がなかったとしても、友達に誘われて始めたことで意外と楽しめることもあります。また、誰と一緒に過ごすかが大事なので、信頼できる仲間と一緒に取り組むことで、趣味がより充実したものになります。

方法その3:インターネットで簡単に探す

インターネットやSNSを使って、地域の教室や講座を探す方法もあります。

例えば、「山口市 オカリナ」などのキーワードで検索すると、近くの教室が見つかります。ただし、ネット上の情報だけでは雰囲気が伝わりにくい場合もあるので、クチコミを確認したり、体験レッスンに参加したり、一歩踏み出してみると良いでしょう。

自分に合った趣味や習い事の見つけ方を詳しく知りたい方は次の記事も参考にしてください。

認知症予防には趣味や習い事を楽しく続けることが大切

趣味や習い事は、脳を活性化させるだけでなく、心と身体の健康を保つためにも重要な活動です。本記事では、認知症の予防に効果的な趣味や習い事、そしてそれらを楽しく続けるコツをご紹介しました。

趣味や習い事は無理なく、楽しく続けることが何よりも大切です。趣味を通じて感じる喜びや達成感が、生活に彩りを加え、健康寿命を延ばせるでしょう。

まだ趣味を見つけていない方も、今がその第一歩を踏み出すチャンスです。特に山口市にお住まいの方は、「カルチャーどうもん」で開催されている160以上の講座から自分にぴったりの趣味を見つけて、楽しく充実した毎日を送りましょう。

山口市以外にお住まいの方も、お近くのカルチャーセンターや公民館で趣味の講座やサークルに参加してみてください。認知症予防と共に、心豊かな生活を楽しむための新しい趣味に出会えるかもしれません。

>>カルチャーどうもん公式HP